【北朝鮮】急激な変貌。ねらいはなにか。あの国が絡んでいる・・・?
いつも見てくれてありがとうございます。
本日は最近の北朝鮮の動向について触れていきたいと思います。
本日の項目~
金正恩氏の動向
つい先日、金正恩総書記がついに戦線を超えて、韓国領土に足を踏み入れましたね。
正直、歴史的大ニュースです。過去に北朝鮮の代表が戦線を超えて、韓国領土に入ることはありませんでした。しかし、まさかの金正恩氏がその第一歩を踏み入れました。
うーーーむ、素直に喜べばいいのではないでしょうか?
結構ネット上とかでは、形だけ、今は油断させている、などといった疑心暗鬼な声が多くあるように見受けられます。
まあ、それもそうですよね(笑)
実際、今までの北朝鮮の国際社会への態度をみると、
逆に金正恩氏変な薬飲んだ?とか、頭打った?とかレベルで心配しますわ(笑)
そのくらい北朝鮮の態度は好戦的で、いつでもやってやんぜ!でした。
それがまさかの金正恩本人が、今回の戦線を超えてまでの、行動。
まさに、その時歴史が動いた!ですね(笑)
スタンスを変えた理由、ねらいは??
では、本題です。
興味深い記事を見つけたので、引用させていただきます。
北朝鮮が方針を豹変させた重要な理由は、中国への「恭順の意」を示すことだ。金正恩政権が独裁体制を維持するには、どうしても後ろ盾である中国との関係を改善し、その関係を維持する必要がある。
制裁措置が徐々にではあるが、北朝鮮を窮状に追い込んでいることがある。北朝鮮のイカ釣り漁船が東北地方沿岸に漂着したことや、洋上での積荷引渡し(瀬取り)の横行にみられるように、制裁は北朝鮮をかなり疲弊させてきた。
トランプ大統領の言動は、中国にとっても利用価値のあるものだと考えられる。北朝鮮を巡る米中の対応を見ていると、まず、トランプ政権が強硬な姿勢を示した。それに対し、当初、中国は慎重姿勢をとった。つまり、金委員長に一定の配慮を示し、対話の余地を確保したわけだ。
その後、北朝鮮の挑発が増加するにつれて米国の強硬姿勢が強まった。それに合わせるようにして、中国も圧力をかけた。同時に、中国は韓国にも圧力をかけて融和姿勢を重視させ、北朝鮮が“ほほえみ外交”に方針を修正するチャネルを確保したといえる。
以上をまとめると、中国は米国の北朝鮮への圧力をうまく利用して、北朝鮮を自らの意に従わせる環境を整備してきたと考えられる。(https://www.msn.com/ja-jp/news/world/北朝鮮が突然、核開発・外交スタンスを豹変させた理由/ar-AAwz7cu?ocid=spartandhp#page=2より)
いつものごとく、重要だとか感じる部分には太字、下線を引いておきました。
さて、この記事非常に興味深くないですか??
北朝鮮のスタンス変化には、実は中国が絡んでいるのでは!という背景があったのですね。
さすが、日々成長を遂げている中国、習近平国家主席といったところでしょうか。
確かに、誰が見ても好戦的であった北朝鮮と米国のやりとりのなかで、米国に便乗して騒ぐのではなく、うまく利用して違った方向から圧力をかける中国のやり方は、理にかなっているし、スタンス変更の決定打になりました。
そもそも、北朝鮮と米国があの状態(好戦的)のまま進んでいたら、平和もくそもありません。いずれ戦争が起き、報復が起き続けます。
歴史を繰り返すとはよくいったもので、間違いなく過去の悲惨な戦争を繰り返していたことでしょう。
なにがいいたいか
人間の頭脳は日々成長し、たった2,3年前に比べても世の中はどんどん便利に、そしてどんどん豊かになっています。
人間は成長する生き物です。ほかの生き物と違って、理性がはっきりしています。
にもかかわらず、馬鹿みたいにしょうもない歴史を繰り返そうとしています。
でも、それが人間かもしれません。
今回の中国の行動は、なにか中国にとって利点や思惑があったかもしれませんが、人間の悪しき風習をとめた行動かもしれませんね。
おしまい!