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【那須川天心vs堀口恭司】RIZIN.13 in さいたまスーパーアリーナ 世紀の一戦を見に行ってきました!!

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(左:堀口恭司選手 右:那須川天心選手)

きたる2018.09.30 さいたまスーパーアリーナで世紀の一戦がついに繰り広げられました。

神童・那須川天心vs超新星堀口恭司選手の異種格闘技戦

私ゆーは現地までこの一戦を見ようと足を運びましたので、その模様を生の声でお届けいたします!!

 

 

那須川天心とは

あまり格闘技に詳しくない方のためにも、まずは簡単に那須川天心選手についてご紹介します。

那須川 天心(なすかわ てんしん、1998年8月18日 - )は、日本のキックボクサー、総合格闘家。千葉県出身。TARGET/Cygames所属。現RISE世界フェザー級王者。現ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者。

天才的なセンスとテクニックにより、アマチュア時代から『ジュニアのパウンド・フォー・パウンド』と評され、プロ転向後もほぼ全ての試合でダウンを奪うなどの軽量級離れしたKO率の高さを誇る。16歳でRISEとBLADE王座、17歳でISKA世界王座を獲得、18歳でムエタイ二大殿堂ルンピニー・スタジアム現役王者に1ラウンドKO勝ち、19歳で2階級上のムエタイ王者に勝利した実績を持ち、『神童』『キックボクシング史上最高の天才』と称され、得意の左ストレートは『ライトニング・レフト(稲妻の左)』の異名を持つ

プロ戦績はキックボクシングでは

27試合27勝0敗20KO

総合格闘技では

4試合4勝0敗3KO(うち一戦は1本)

https://ja.wikipedia.org/wiki/那須川天心#戦績より)

 

もうここまできたら壮観ですよね。(笑)

誰が見ても最強とはこのことだと分かる紹介です(笑)

ちなみに紹介でもあったパウンド・フォー・パウンドとは、全選手の体重が均等だと仮定して、階級を考えずに戦ったら誰が一番強いのかを決めるランキングのことです。

そのランキングでも那須川選手は1位なのです。

 

そんな那須川選手の恐るべし強さは口で語るものじゃありません。

まあ百聞は一見に如かずということで、下の動画を見てください。


【これぞ神童!】那須川天心 天才的KO トップ15 2018年1月版 Top 15 Knockouts of Tenshin Nasukawa

 

もはや漫画のような戦い方で次々と強敵をリングに沈めてきた那須川選手。

もはや敵はいないと思われた矢先、最強の刺客が那須川選手の目の前に立ちはだかります。

 

堀口恭司とは

続いて、堀口選手についてご紹介いたします。

堀口 恭司(ほりぐち きょうじ、1990年10月21日 - )は、日本の男性総合格闘家群馬県高崎市出身。アメリカ合衆国フロリダ州ココナッツクリーク在住。栃木県宇都宮市作新学院高校卒業。アメリカン・トップチーム所属。元修斗世界バンタム級王者 

プロ戦績は総合格闘家では

27試合25勝2敗15KO(うち2戦は2本)

https://ja.wikipedia.org/wiki/堀口恭司#キックボクシングより)

 

実はキックボクシングは今回が初めてだったのです。

それであの激戦を繰り広げました。

また所属しているアメリカン・トップチームは世界最高峰の格闘団体UFCのトップクラスの選手が、数多く所属している超がつくほどの名門チームです。

 

はっきり言って、堀口選手は日本史上最高の格闘家といっても過言ではありません。

先ほども話しましたが世界最高峰のUFCにおいて、堀口選手はフライ級3位にまで上り詰めました。

分かりやすくいうと、UFCは野球でいうところのメジャーリーグですね(笑)

しかもUFC世界タイトルマッチまで行っています。

とんでもない実績を誇ります。

 

そんな堀口選手のファイトスタイルは「変幻自在」です。

こちらも百聞は一見に如かずということで、まずは見てください。


【超実力派!】堀口恭司 本物KO トップ10+α Top 10 Knockouts Of Kyoji Horiguchi

 

今回こそキックボクシングルールでしたが、堀口選手はMMA選手ですので、その力は総合格闘技でこそ発揮されます。

正直、MMAルールでしたら国内には敵はいないかと思われます。

 

試合の感想

今回は変則ルールありの3分3ラウンド、延長ありのキックボクシングルールで行われました。

結果としては判定で3-0で那須川選手が勝利を収めました。

個人的には、1-1のDRAWかと思われましたが・・・

 

1ラウンド目は那須川選手の2度ローブローもあり、またコンスタントに打撃を当てた堀口選手

2ラウンド目は本当にお互い一歩も引かずのドロー

3ラウンド目は那須川選手の代名詞でもある、「回転蹴り」を見事に当てた那須川選手

結果として1-1だったのでは、と素直に感じました。

 

ジャッジも非常に難しかったと感じます。

それほどの大接戦でした。

 

ただ、堀口選手の潜在能力の高さも感じた試合でした。

本来MMA選手でありながら、キックボクシング史上最強と名高い那須川選手に一歩も引かない能力の高さ。

本当に脱帽いたしました(笑)

今後、キックボクシングルールにも出るのかは分かりませんが、十分活躍できると感じました。

 

ただ、個人的には堀口選手はUFCに戻ってもいいんじゃないかなと感じます。

「日本の格闘技を盛り上げたい

その思いで日本に帰ってきましたが、一格闘技ファンとして嬉しい反面、少しもったいないと感じました。

というのも、UFCであれほど通用する選手は今後出てくるか分かりません。

日本人でUFCのチャンピオンに輝くときが訪れるとしたら、間違いなく堀口選手だと思います。

堀口選手にはぜひ、日本人初のUFCチャンピオンになっていただきたいと願っています。

 

総じて

今回のRIZIN.13は非常に好カードだらけで、一試合も目が離せませんでした。

今回は那須川・堀口戦について書きましたが、

朝倉兄弟の連勝街道、山本美憂選手のリベンジマッチ、ミルコ・クロコップ選手の復帰戦など、メインを張れるカードだらけでした。

 

12月31日大みそかRIZIN.14が開催されます。

私としては、今回のRIZIN.13を超えるカードを用意できるのかと今でもワクワクしています(笑)

 

今回は最高の試合を、選手はじめスタッフの皆さんに感謝いたします。

 

余談

山本KID選手の特別パネルも用意されていました。

オープニングにもKID選手の追悼VTRが公開されたり、黙とうの時間があるなどKID選手の愛されぶりを感じました。

KID選手がいたからこそ今の日本の格闘技界があります。

本当にお疲れ様でした。

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